2017年 01月 31日
岩場で落石で事故

対岸を整備した者として私の思いを書かせていただきます。
事故の報を聞いて当初はラインから外れて登って落石を誘発したのかな?と思っていました。後日の水曜クライミングで初Nさんから詳しく説明していただき私の当初の思いが間違いだっと分かりました。落石箇所は下部スラブ帯を越えたバンド部分でラインの一直線上にありました。大きな岩の突端をホールドとして持った時に一部が剥がれ落ちたもので大きさは15cm✕20cm厚さ5cm程(写真有り)でした。事故の4日前の3日(火)に私とあらみちゃんが同じルートを登りましたが、その岩に触ったかどうか定かではありませんがあのバンド部分は横に走る破砕帯のようになっているので登る度に手で叩いて浮き具合を確認していますが3日の日には異状は認められませんでした。今回事故に合われたことは不幸なことではありますが亀さんHさんも言われているように腕で良かったと思っています。
又自然の岩場では何時何が起こるか分かりません。そして落石は決して人的に起こるとは限りません自然落石は頻繁に起こっています。なので岩場での休憩はなるべく離れた場所でそしてビレイヤーは勿論クライマーもヘルメットを被るように心掛けましょう。
亀さんHさん焦らずリハビリに励んで下さい。岩場でお会い出来るのを楽しみにしています。
Hも同じような思いです。
猫の渡り廊下は3回ぐらいしか登っていません。
2か所のスラブ帯の上部がガバなのでその箇所で落石があった
のでしょう。
今まで左壁では何度も落石を見ています。雨後の自然落石も多いです。
今回の事故はやはり落石に対する認識の甘さがありました。
事故を起こしてわかりました。上を見て避ける余裕はまったくなかったことです。
落石を避けるには、落石を避ける位置にいることがもっとも大切であることと思います。