2017年 01月 31日
岩場で落石で事故
2017/01/07
年始早々の7日に落石で事故を起こしてしまった。
事故の経過を記すかどうか迷ったけど、やはり反省を込めて記しておきます。
1月7日の土曜日は午前中に所要があったのでクライミングは参加できないと思っていた。
あんがい、所要が早く終わったので天気もいいので出かけることにした。
11時過ぎに岩場に着く。初Nさん等3名が登っておられました。
しばらくして、谷君がやってきたので、ガングリオンをアップで登る。その時に磯キャプテンが猫の渡り廊下を初トライされる。
猫の渡り廊下は上部が脆いので注意してください。と助言する。
その後、MさんがTRでトライされる。下部の2ヵ所のスラブ帯の細かいところをすでに通過されていたところを見たのが最後でした。
そして谷君のビレイの準備をしているときに「落く!」の声が聞こえた瞬時に右側に移動したときに右腕下部に衝撃があった。
痛みも何もなかったが腕が折れたと思った。
皆さんから応急手当を受けて患部を固定してもらった。右腕前腕部は岩が当たった傷は僅かだった。おそらく正方形の岩の角が腕に直撃したのだろう。
岩場から駐車場に向かい病院に着くまでは患部がズキズキとした痛みがあった。
Mさんが病院に何度も電話をしてくれたがどこも正月明けの土曜日なのか、緊急を受け付けてくれなかった。やっと箕谷の病院が受け付けてくれた。
レントゲンで骨折していることが分かる。後日に分かったけど、右橈骨(とうこつ)幹部開放性骨折だった。結構、ひどい骨折とのことだった。
外部からの損傷骨折は6時間以内に洗浄手術が必要とのことだが、当直の若い医師にはその手術ができないとのこと。
神戸市民病院とか日赤病院に問い合わせするが医師がいないとのことだった。
結局、当病院の外科医の医師が来てくれた。そして6時間以内の洗浄手術を無事終えることができました。
落石の損傷は骨まで達していなかったとのことだった。
抗生剤と血液検査で細菌の発生がないことを確認して事故後の1週間後の土曜日に患部にの結合手術を受ける。
術後の日曜日の午後ぐらいに凄い痛みがあったがその後は痛みもなく穏やかな入院生活が続いた。
結合手術後の1週間後ぐらいにギブスも取れてリハビリを続けて事故後の3週間で抜糸もできて退院できました。
日常生活には支障がないが、異なる動きをすると多少痛みを感じます。
今後は少しづつリハビリを続けてクライミングに復帰したいと思っています。
今となれば、このぐらいの事故で済んだことを幸いと思わねばです。
落石が5センチ外れていれば笑い話ですが、頸とか頭部だったら今こうしてブログの記載はできていないでしょう。
あらためて思います。山(クライミング)では何が起こるかわかりません。
中央の山が花折山、左端が稚児墓山です。
またクライミングができることに感謝し、安全クライミングを継続していきたいと思っています。
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マメオ
at 2017-02-02 14:26
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亀さんHさん退院おめでとうございます。
対岸を整備した者として私の思いを書かせていただきます。
事故の報を聞いて当初はラインから外れて登って落石を誘発したのかな?と思っていました。後日の水曜クライミングで初Nさんから詳しく説明していただき私の当初の思いが間違いだっと分かりました。落石箇所は下部スラブ帯を越えたバンド部分でラインの一直線上にありました。大きな岩の突端をホールドとして持った時に一部が剥がれ落ちたもので大きさは15cm✕20cm厚さ5cm程(写真有り)でした。事故の4日前の3日(火)に私とあらみちゃんが同じルートを登りましたが、その岩に触ったかどうか定かではありませんがあのバンド部分は横に走る破砕帯のようになっているので登る度に手で叩いて浮き具合を確認していますが3日の日には異状は認められませんでした。今回事故に合われたことは不幸なことではありますが亀さんHさんも言われているように腕で良かったと思っています。
又自然の岩場では何時何が起こるか分かりません。そして落石は決して人的に起こるとは限りません自然落石は頻繁に起こっています。なので岩場での休憩はなるべく離れた場所でそしてビレイヤーは勿論クライマーもヘルメットを被るように心掛けましょう。
亀さんHさん焦らずリハビリに励んで下さい。岩場でお会い出来るのを楽しみにしています。
対岸を整備した者として私の思いを書かせていただきます。
事故の報を聞いて当初はラインから外れて登って落石を誘発したのかな?と思っていました。後日の水曜クライミングで初Nさんから詳しく説明していただき私の当初の思いが間違いだっと分かりました。落石箇所は下部スラブ帯を越えたバンド部分でラインの一直線上にありました。大きな岩の突端をホールドとして持った時に一部が剥がれ落ちたもので大きさは15cm✕20cm厚さ5cm程(写真有り)でした。事故の4日前の3日(火)に私とあらみちゃんが同じルートを登りましたが、その岩に触ったかどうか定かではありませんがあのバンド部分は横に走る破砕帯のようになっているので登る度に手で叩いて浮き具合を確認していますが3日の日には異状は認められませんでした。今回事故に合われたことは不幸なことではありますが亀さんHさんも言われているように腕で良かったと思っています。
又自然の岩場では何時何が起こるか分かりません。そして落石は決して人的に起こるとは限りません自然落石は頻繁に起こっています。なので岩場での休憩はなるべく離れた場所でそしてビレイヤーは勿論クライマーもヘルメットを被るように心掛けましょう。
亀さんHさん焦らずリハビリに励んで下さい。岩場でお会い出来るのを楽しみにしています。
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kamesanhno at 2017-02-02 19:55
コメントありがとうございます。
Hも同じような思いです。
猫の渡り廊下は3回ぐらいしか登っていません。
2か所のスラブ帯の上部がガバなのでその箇所で落石があった
のでしょう。
今まで左壁では何度も落石を見ています。雨後の自然落石も多いです。
今回の事故はやはり落石に対する認識の甘さがありました。
事故を起こしてわかりました。上を見て避ける余裕はまったくなかったことです。
落石を避けるには、落石を避ける位置にいることがもっとも大切であることと思います。
Hも同じような思いです。
猫の渡り廊下は3回ぐらいしか登っていません。
2か所のスラブ帯の上部がガバなのでその箇所で落石があった
のでしょう。
今まで左壁では何度も落石を見ています。雨後の自然落石も多いです。
今回の事故はやはり落石に対する認識の甘さがありました。
事故を起こしてわかりました。上を見て避ける余裕はまったくなかったことです。
落石を避けるには、落石を避ける位置にいることがもっとも大切であることと思います。
by kamesanhno
| 2017-01-31 21:29
| 覚書
|
Comments(2)