2016年 11月 07日
晩秋の小川山
2016/11/03~06
3日から小川山に行ってきました。この時期の小川山は初体験でした。
さすがに朝夕は冷え込みましたが4日間とも天候に恵まれ、黄葉を楽しみながらのクライミングができました。
メンバーはマルチさん、新さん、Hでした。
紅葉と遠くに金峰山
11/3 八幡沢 春のもどり雪
今回の計画はマルチさんが参加メンバーを探しておられたので参加しました。計画はすべて、H好みのやさしいマルチピッチルートのクライミングです。
3時間ほど仮眠した後、10時ごろから八幡沢の春のもどり雪に行く。Hはこの夏に登っているので、今日はマルチさんがすべてリードで登る。小川山ではこのルートがマルチピッチではもっともやさしいルートでしょう。
出だしのスラブ5.7 と最後のショートクラック5.7が核心です。黄葉の素晴らしさに感激しながら登りました。
マルチさんの8.5mの60mロープで2回の懸垂下降で取付きに着く。
*メモリーガードの設定ミスで正確な時間がわかりません。
時間が早いので13時頃?にスラブ状岩壁のガマルートに行く。ここもマルチさんがリードで2P登る。出だしのスラブが5.9
が核心でした。ここも懸垂下降1回で取付きに着きました。祭日だけど今日は両ルートとも貸切でした。
出だしのスラブを登るマルチさん
登りながらの紅葉が素晴らしかった
最終ピッチのクラックを登るマルチさん
金峰山をアップで
山頂付近は雪景色でした
11/4 屋根岩2峰南面 セレクション
8時過ぎに出て、今日はセレクションに行く。迷わずに着きました。もちろん誰もいません。
今日は新さんがテラスまでの3Pをリードする。出だしの5.8のクラックは左上しているので登りにくい。新さん2P目のスラブで左側のスラブ5.9に向かい、行きいきなりフォールです。ルートを修正して完登しました。テラスまで登り、テラスからマルチさんにリードを交代する。
Hは何回かセレクションは登っているがトラバースルートからクラックルートは初体験でした。
このトラバースは高度感満点でリードは怖いでしょう。そして左側クラックを登ったが5.8とは思えない。5.9でもいいと思いました。
セレクションのピークは広大でとても気持ちがいいところです。昼食をとってしばらく、横になって秋空と展望を満喫できました。
Hだと当然これで終わりですが、マルチさんの提案で3峰の南陵レモンを登りに行く。3峰へは懸垂下降地点からはすぐに取り付きに着きました。
ここはHがリードで2P登らせてもらったけど、当然クラックルートは登らずオリジナルを登りました。懸垂で降りて、テント場に帰るころは暗くなっていました。
セレクション2P目を登り終えた新さん
4P目のクラックの出だしのマルチさん
トラバースルートからのビレイ点
高度感満点でした。
最後のクラックを登るマルチさん
短いけど奮闘しました。
2峰から3峰、4峰を望む
2峰からの懸垂下降 60mだと1回で降りれます。
新さん3峰をバックに
今回は食事はすべてマルチさんがしてくれました。
食材はすべて神戸から持参してくれたので、ナナーズへの買い出しもなく、
金峰山荘にお風呂に浸かって、夕食でした。
今宵はトン汁と鳥釜飯とサラダでした。
11/5 あみだ岩放浪
今日は昨夜の協議であみだ岩に行くことになる。Hもまだ行ったことはない。
8時30分頃に出発する。親指岩まではすんなり行けたがその先が踏み跡も落ち葉で埋まっているのか?登り道が鮮明ではなく、林の中を放浪することになる。お殿様岩辺りまでは辿り着いたと思うがその先がまったく不明であみだ岩にはたどり着けず、でした。
初見のルートは取付きに着くまでが核心とよく言うけど、まさにそのとおりでした。
一旦昼前にBCに帰って昼食をとる。昼からどうするか協議する。
結果、再度ガマルートを新さんがリードで登ることとなる。8Pのルートを順調に登ってピークから懸垂下降でスラブ状岩壁に降りました。ここも60mロープ1回で降りれました。核心は1P目の5.9のスラブでしょう。
あみだ岩は遠かった。。
3時間放浪しました。。。。
11/5 スラブ状岩壁
今日は午前中クライミングをして帰神することにする。やさしいスラブルートがあるスラブ状岩壁に行く。着いた時は誰もいなかったけど、人気エリアでしょう。数パーティが登ってこられました。
もっともやさしいウルトラセブン5.7、かわいい女のつもりがオーウェンのために祈りを5.10c、SongofPine5.8、小川山ショートストーリー5.9を登って終了でした。
オーウェンのために祈りを5.10cにマスタートライの新さん
Hは10年振りぐらいだと思うけど再RPできました。
SongofPine5.8にマスタートライの新さん
今回の小川山は天気に恵まれたこともあるけど、壁のコンデションが最高で気持ちのいいクライミングができました。
そして黄葉が素晴らしかった。朝夕は多少寒いけど小川山は10月中旬ごろからこの時期までがもっともいいのではと思いました。