2014年 04月 20日
雪彦山の隼について
記録は明日にでもです。
雪彦山に生息している隼について記したいと思います。
10数年前に雪彦山に通いだしたころ、4月頃に三峰の友人登路ルートを登っていたメンバー二人がヘルメットとザックに隼の威嚇を受けたことがありました。
このころは三峰を登るクライマーは少なかったと思います。そうしたことがあり、4月5月は三峰のクライミングを自粛することにしました。
この数年は雪彦山通いも年に数回と減少しており、隼のこともあまり気にしないようになってしまいました。隼は年々増える三峰のクライマーに警戒し不行岳に巣を移動したようでした。
そして隼のことを忘れて昨年の4月に不行岳南面の弓状クラックを登りました。2p目の途中に隼の巣があったようです。Hはすぐ横を登ったのですが気が付きませんでした。フォローの洋子ちゃんが卵2個を見たとのことでした。
日曜日が天気予報が悪そうなので土曜日は多くのクラーマーが訪れていました。少なくとも三峰には5、6パーティが訪れていると思います。どうやら昨年と同じ場所に巣があるようです。地蔵の東稜からも何度も隼が不行岳から飛び交い、威嚇?の鳴き声を嘴っていました。
昨年のことがとても気がかりでしたが、ちゃんと生息していてくれて安心しました。そして、今日は三峰のクライマーがいなかったのでしょう。優雅に飛び交う隼の姿を見てとても嬉しく思いました。
勝手なお願いです。自分の自信の反省をこめて、貴重な猛禽類の保全のために、4、5月は三峰のクライミングの自粛をと思います。
特に不行南壁は登らないで欲しいと思います。